ベンゾイン(安息香)

学名Styrax benzoe
科名エゴノキ科
利用部位樹脂
比重1.109〜1.127
アンソクコウノキとも呼ばれ、スマトラ島やジャワ島が原産の低木です。
木の幹に切り口をつけ、そこから浸みだして固化した樹脂が安息香です。

バニラに似た甘い香りは、緊張感を緩和してくれます。
精油の比重が重く揮発性が低いことから、
コロンや香水つくりに使用すると、香りの持続性が高まります。


カルボン酸類・安息香酸 10〜30%
・ケイ皮酸(シンナム酸) tr.〜20%
エステル類・安息香酸ベンジル
芳香族アルデヒド類・ワニリン
・使用方法、使用量の目安に準ずれば禁忌はございません

・ ・tr.とは、traceの略で、微量であり成分が含まれてはいるが、
最小記載量に達していない場合に用います

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
カルボン酸(有機酸)類・抗炎症作用 +
エステル類・鎮痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧低下作用 3+
芳香族アルデヒド類・抗菌作用 4+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・抗寄生虫作用 3+
・免疫刺激作用 3+
・神経強壮作用 3+
・発酵抑制作用 3+
NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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